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総数減少でも救済困難化する消費者相談

今日は岡山県の消費者相談件数の結果が記事になっていました。前に記事となっていた栃木県・熊本県と同様、総数は減少傾向にあり、その主な原因が架空請求の減少であることは同じとなっています。

ただ、今回この記事で気になったのが、「救済が難しいケースが増え、事態はむしろ深刻化している」というところです。実際、相談を受けていると、やはり悪質な業者が増え、そもそも会社が存在しないケースも多くなっています。また、会社が倒産してしまったケースも以前と比べて多くなっています。このように業者が存在しない場合や逃げてしまった場合、または倒産してしまった場合は、既に支払ってしまったお金を回収することは非常に難しいといわざるを得ません。

このような業者は、早く逃げたいという思惑があったり、資金繰りに苦しんでいたりするので、支払を現金で要求してくるケースが多いといえます。相手方が執拗に「現金で支払ってほしい」と要求する場合は、このような危険性もありますので、ご注意ください。

朝日新聞「救済困難増え、深刻化

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2010 年 6 月 2 日 投稿者: 管理人

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