株式会社信州志賀一に対して業務停止命令
消費者庁と東京都は、平成23年2月15日、訪問販売で味噌を販売していた株式会社信州志賀一(千葉県船橋市)に対して6ヶ月間の業務停止命令を行いました。
同社は、「信州の味噌屋です。」などと告げて消費者宅を訪問し、少量の安価な味噌があるにもかかわらず、大量の高価な味噌を「これが一番小さいサイズです。」などと虚偽の説明を行った上で販売していた模様です。消費者庁が認定した違反行為は、名称不明示、再勧誘、重要事項の不告知、迷惑勧誘、判断力不足便乗となっており、東京都が認定した違反行為は、氏名等の不明示、不実告知となっています。
味噌の訪問販売は以前からありましたが、今回のケースでは商品について虚偽の説明を行ったり、認知症の高齢者を狙うなど、非常に悪質な販売を行っていたため今回の業務停止命令に至ったものと思われます。ちなみに、被害額の平均額は28,500円。これでも味噌の値段としては高額ですが、最高額は30万円にとなっています。
消費者庁「訪問販売業者【(株)信州志賀一】に対する業務停止命令について」
東京都『「こんなに使わない」「高すぎる」等と断っている消費者に「すぐなくなりますよ」等と執拗に勧誘し、多量の樽入り味噌を販売していた事業者に、業務停止命令(6か月)』
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