株式会社オールゲートに対して業務停止命令
埼玉県は、平成23年8月9日、連鎖販売業者(マルチ商法業者)である株式会社オールゲート(東京都千代田区)に対して3ヶ月間の業務停止命令を行いました。
同社は、消費者を勧誘するに際して「すごいお金になって、子供とかがいてもできる仕事がある。」などというのみで、同社の社名・連鎖販売取引の勧誘である旨を明らかにせず、消費者を営業時間外の飲食店、公共施設の会議室等に呼び出し、「ペン」というパソコン周辺機器を用いた連鎖販売取引の契約を勧誘していた模様です。また、一部の消費者と契約を締結する際に、法定の概要書面を消費者に交付していませんでした。認定された違反行為は、氏名等不明示、勧誘目的等不明示、公衆の出入りする場所以外における勧誘、概要書面の不交付となっています。
このようなマルチ商法の一番の対策は、勧誘を受けても会場等に行かないことです。もし、会場に行ってしまった場合、業者から何を言われてもその場から離れること。そのために、会場では靴を脱がない、荷物等を預けないといった対策が必要です。万が一、契約してしまった場合の最終手段としてクーリングオフと考えた方がよいでしょう。
2011 年 8 月 15 日 投稿者: 管理人
[PR]Ads by Google
コメント (0)コメントはまだありません »
コメントはまだありません。
このコメント欄の RSS フィード TrackBack URI